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「始めようか天体観測」1万円台から買える天体望遠鏡も「倍率」より「口径」に注意

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キャンプなどのアウトドアレジャーが盛り上がる夏は、大自然の中で天体観測を楽しむのにぴったりの季節です。天体観測に欠かせないのが「天体望遠鏡」ですが、初めてでどんなものを買ったらよいか分からない……という方もいるのではないでしょうか。そこで本記事では、初心者が天体望遠鏡を選ぶ際のポイントを紹介。夏の天体観測デビューの参考にしてみてくださいね。

屈折式と反射式の違いを知り予算に合った最適な一台を見つける

天体望遠鏡の種類は、大きく「屈折式」と「反射式」の2つに分けられます。レンズを利用して星を見るのが「屈折式」。扱いやすく特別なメンテナンスが不要なので、初心者にもおすすめです。一方の「反射式」は、鏡に反射させて星を見る構造。暗い星までよく見えますがメンテナンスも必要になるので、中・上級者向けとなっています。

天体望遠鏡を構成するのは次の3点です。まずは望遠鏡本体にあたるレンズや反射鏡が入っている「鏡筒」、次に取り付けた鏡筒を自由に安定して動かすための「架台」、そして架台を支える「三脚」。鏡筒が大きくなれば重量が増し、支える架台・三脚もより大型で耐荷重と安定性に優れたものが必要になります。よって、アウトドア用に持ち運びたい場合は、なるべく軽量でコンパクトにまとめられるものを選んだ方が良いでしょう。

天体望遠鏡は、鏡筒、架台、三脚の3点で構成される

Amazonや楽天市場などのECサイトでは、扱いやすい「屈折式」で1万円〜2万円台、ステップアップした「反射式」で3〜4万円台からエントリーモデルを入手することができます。まずは予算と相談しながら、自分に合った1台を見つけて試してみるのがおすすめです。

レンズの大きさに着目して安物買いの銭失いをしっかり防ぐ

予算は確かに重要ですが、期待した性能が得られなければ安物買いの銭失いになりかねません。天体望遠鏡を選ぶ際に意識したいポイントは、「倍率」よりもレンズや反射鏡の「口径」です。本来天体望遠鏡は、天体を大きく見るためではなく「明るく見る」ための道具。レンズや反射鏡の口径が大きいほどたくさんの光を集められるので、明るく見ることができます。

天体望遠鏡を選ぶ際には、レンズや反射鏡の「口径」に注意が必要

一方、倍率が大きすぎると像が暗くなったりぼやけてしまったりすることも。天体を見るための適正倍率は「口径の2倍」とされています。倍率が高いからといって、必ずしも性能が良いわけではないことを覚えておきましょう。

事前準備と夜空に輝く星座を自分の目で見るためのコツ

天体望遠鏡のセッティングは、夜になってからではなく明るい時間帯に行うのがポイント。光軸を合わせるファインダー調整も日中に済ませておきます。できるだけ遠くの目標物を使って合わせるようにしましょう。

明るい時間帯に天体望遠鏡をセッティングするイメージ

望遠鏡を通して見える空は「針の穴の中」ほどの狭い範囲になってしまうので、広大な星空から特定の星を見つけ出すのはなかなか難しいもの。星座早見盤を用意したり、星座や星の名前を探せるスマホアプリをダウンロードしたりと、お目当ての星を見つけるための準備をしておくと安心です。

天体望遠鏡を使って自分の目で見る星は、映像や写真で見るのとはまた違う感動を与えてくれることでしょう。夏のアウトドアに天体観測を取り入れて、ロマンティックな一夜を過ごしてみませんか。