大阪オートメッセ2024のスズキブースで、ひと際注目されたクルマの1台がスペーシアをベースに架装されたコンセプトモデルの「パパボクキッチン」です。ネーミングからもわかるように、テーマはパパと息子の親子キャンプ旅を満喫できるキッチンが見どころ。ラゲッジ部にはユニフレームのツインバーナーやシンクを収納したスライド式キッチンテーブルが備わり、リヤゲートを開けばすぐに青空キッチンのできあがりです。
車中泊旅仕様かと思いきや……
スペーシアをつかった親子ふたり旅であれば、2列目シート以降をフルフラットにして車中泊できる就寝空間として活用するのかと思いきや、スライド式キッチンテーブルを収納するキャビネットやスパイスボックスなどが置かれ、あくまでも荷物やキャビネットの積載スペースとして、また愛犬専用の居住スペースとなっています。
車内にはウッドの設えを多用して暖かな雰囲気に！
パパボクキッチンは、一見ラギッドな雰囲気ですが、車内の至るところに木材や木目調のパネルを多用するなど、ログハウスのような暖かな雰囲気が車内に広がります。
それは大型9インチモニターにウッド調フレームカバーやインパネドリンクホルダーにもウッドテイストにデザインされ、アウトドアな雰囲気を演出。親子ふたり旅を盛り上げてくれます。
2列目シートは愛犬の特等席
モデル名はパパボクキッチンですが、そこへワンコがプラスされ親子二人＋愛犬の3人旅が正解。2列目シートが愛犬の特等席で、安全にドライブするために1列目シートと2列目シートの間に、セーフティネットが設置されています。
また、高さのあるシートから地面に降りるための4段の愛犬スロープも用意され、ワンコフレンドリーな装備も見逃せません。
