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食材が美味しく焼けて風情もある!? 大人の粋なキャンプを演出する「七輪」の選び方とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


キャンプの楽しみといえば、開放感のある屋外での食事。せっかくいつもとは違う環境で食事を楽しむのですから、食材を焼くコンロにもこだわりたいですよね。そこでおすすめなのが、普段の生活だけでなくキャンプなどのアウトドアでも活躍する七輪です。七輪は気軽に炭火焼きを楽しめるうえに風情が増すということで、とくにお酒を飲むキャンパーに大人気。今回は、七輪の選び方を紹介していきましょう。

コンパクトで火持ちも燃費も良し

バーベキューコンロに比べると、小型で持ち運びしやすいのが七輪の魅力。一般的な七輪なら組み立ての手間もなく、すぐに使うことができます。

また七輪の素材は熱伝導が高く、少量の炭で調理ができるのも嬉しいところ。なるべく物を減らして、気軽にソロキャンを楽しみたい場合などにぴったりですね。もちろん複数人での使用も可能。焼く面積が小さい分一度に大量の調理はできませんが、自然と食事のペースが抑えられるのでゆったりとした時間を楽しめます。

七輪は使用人数によって最適なサイズが違うため、購入する前に必ずサイズを確認しておきましょう。1人なら直径14~16cm、2~3人で使うなら直径20~25cmを目安にしてください。大人数で使うなら小さめの七輪を複数個準備して、分けて使うのもいいかもしれません。

素材や製法によって変わる耐久性とコスパ

七輪は主に珪藻土を素材としており、製法から「切り出し七輪」と「練り製七輪」に大別できます。「切り出し七輪」は、職人が手作業で珪藻土の塊を七輪の形に切り出して整えたもの。軽くて耐熱性と耐久性に優れ、長く使うことができるのでこだわりのあるキャンパーにおすすめです。

一方で「練り製七輪」は、一度粉砕した珪藻土を粘土状にして型にはめて焼いたもの。「切り出し七輪」に比べると低価格で販売されています。初めての七輪を探している人やワンシーズンしか七輪を使わない人には、「練り製七輪」の方が合っているでしょう。