標高の高い場所にある「高原キャンプ場」。星空の美しさや涼しい気候など、平地とはまた違った魅力がありますよね。その一方で、気温差や天候の変化といった注意点も。今回は、高原キャンプならではの魅力と気をつけたいポイントをご紹介します。

高原キャンプの醍醐味といえば？

高原キャンプの醍醐味といえば、やっぱり夜空の美しさ。空気が澄んでいるため、平地では見えにくい星々までくっきりと輝きます。まるで手が届きそうな近さに星を感じられる体験は、特別な思い出になることでしょう。

さらに標高が高いぶん、夏でも気温はあまり高くなりません。爽やかな風が吹き抜ける高原で、平地のうだるような暑さを忘れて過ごせるのは嬉しいポイントです。アスレチックやトレッキングなど、自然を活かしたアクティビティが用意されているキャンプ場も多く、子ども連れでも飽きずに楽しむことができるでしょう。

夏でも冷え込む？　高原ならではの注意点

一方で、高原キャンプには気をつけたいポイントもあります。昼間は快適でも、夜になると気温がぐっと下がり、真夏でも肌寒さを覚えるほど。長袖や羽織れるジャケットを持っていくことで、夜間の冷え込みも安心して過ごせるはずです。

さらに注意したいのが天候。山の天気は変わりやすく、突然の雨に見舞われることも珍しくありません。レインウェアやタープを準備しておけば、不意の雨でも落ち着いて対応できるでしょう。

また、自然が豊かな分だけ虫も多く出てきます。虫よけスプレーや蚊取り線香を持参し、テントの入口を閉めておくなどの工夫が欠かせません。食べ物を放置すると野生動物を呼び寄せる可能性があるため、ゴミや食料の管理にも気を配る必要があります。