キャンプの師匠が「今回はちょっと手抜きして参鶏湯風のスープでいこう」と、燻し銀の黒光りしたダッチオーブンを取り出しました。キャンプ飯の段取りは意外と大変です。食材の調達に調理器具の選定、そして熱源をどうするか。今回はダッチオーブンを使ったカンタンでお手軽な参鶏湯に挑戦しました。
手羽元と長ネギだけ揃えたらチューブ調味料で手軽に準備
食材は鶏の手羽元と長ネギだけです。調味料は生姜、ニンニク、ともにチューブタイプで手軽に。酒、鶏ガラスープの素、塩で味を整えればOKです。

調理にはキャプテンスタッグのダッチオーブンを、熱源にはスノーピークの焚き火台を使いました。ダッチオーブンはシーズニングや手入れなどちょっと面倒くさいな、と感じる方も多いかと思いますが、難しく考えることなく、まずは果敢にトライしてみることをオススメします。
「煮る・焼く・蒸す・炒める・揚げる・燻す」一台6役の万能鍋の実力
ダッチオーブンは煮る・焼く・蒸す・炒める・揚げる・燻すまで一台でこなせる万能鍋です。はじめてでもキャンプ飯が美味しくできる魔法の鍋。師匠のダッチオーブンが黒々と光っているのは長年使い込んできた証で、使えば使うほど油が馴染んで味わい深くなり、キャンプだけではなく家庭でも使い込みたくなるお鍋です。厚い鋳鉄や鉄板でできたフタ付き鍋で熱と蒸気を閉じ込めて、塊肉や煮込み料理もとても柔らかくジューシーになります。師匠の横で調理を手伝っていると、その実力を肌で感じます。

今回はダッチオーブンでカンタンな参鶏湯と締めのうどんをいただきました。ほんとうは丸鶏を使ってお腹にもち米や高麗人参などを詰めて煮込む韓国料理のサムゲタンですが、手羽元を使ってカンタンにアレンジしたキャンプ飯です。
ハサミでザクザク切って放り込んだらあとはほったらかし
まずはダッチオーブンに油を引いて鶏手羽元を焼き色がつくまで軽く火を入れます。鶏手羽元に少し焼き色がついたら長ネギを調理用ハサミで豪快に切ってザクザクと直接ダッチオーブンにインします。まな板も包丁も使わないので洗い物も減らせます。
しばらく炒めてから水を入れて、生姜、ニンニク、鶏ガラスープの素、塩、お酒を入れてフタを閉めて煮込みます。はじめは強火、あとは弱火に落として、吹きこぼれにさえ気をつければほったらかしでOKです。ことこと煮込んで柔らかくホロホロになった鶏肉とネギのスープは、塩で味を整えたら完成です。

スープを残してうどんを入れれば、すぐにできる締めの鶏うどん。シンプルな鶏だしが五臓六腑に染み渡る滋味深い一杯です。ダッチオーブンは一度温まると冷めにくいので、キャンプでも熱々のまま料理が楽しめるのも利点ですね。
手羽元と長ネギだけで作れる手軽さに加えて、締めの鶏うどんまで楽しめるのがうれしいポイントです。みなさまも次のキャンプ飯でカンタン参鶏湯を試してみてはいかがでしょうか?

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