夏休みの自由研究の定番といえば、今も昔も変わらず「昆虫採集」が人気です。そこで今回は、アウトドアシーンで子どもと一緒に昆虫観察を楽しむ“虫活”をご紹介します。手軽に始められる“虫活”の魅力や楽しみ方を、早速チェックしていきましょう。
探求心が刺激されるだけでなく命の大切さを学べる絶好の機会
昆虫採集や観察というと、子どもの楽しみというイメージが強いかもしれません。しかし、大人になってハマったという方も実は多くいます。これまで気に留めなかった虫の色や形を改めて観察することで、探求心が刺激されるようです。また、昆虫の魅力はその“多様性”だと言われており、探索に行くたびに新しい出会いがあります。
観察や飼育を子どもと一緒に楽しめば、命の大切さを学ぶ絶好の機会になります。まず虫の生態や育つ環境を知ることから始まり、毎日のお世話をすることで生き物に対しての責任感が芽生えます。昆虫は他の生き物よりも寿命が短いものも多く、命の尊さを身をもって知る経験になるでしょう。ペットを飼えないという家庭においても、思いやりの心を育むことができます。

完全変態や不完全変態など幼虫から成虫へ姿を変える不思議
昆虫ならではの不思議な世界を体感できるのも魅力のひとつ。特に幼虫から成虫になる過程はおもしろく、長期間観察しても飽きません。この過程は“変態”と呼ばれ、いくつかの種類があります。
ひとつは「完全変態」と言われるもの。例えばイモムシがさなぎになってチョウになるように、幼虫と成虫で姿がガラリと変化します。一方で「不完全変態」に分類されるバッタやコオロギは、さなぎにはならず幼虫から直接成虫へと成長します。

ほかにも何度も変態しているように見える「過変態」、形が全く変わらない「無変態」という種類もあります。変態ひとつとっても奥深くてドラマチックな昆虫の世界が垣間見えますよね。
春から冬まで時期によって変化する生態を知る面白さと注意点
季節によって観察できる昆虫が変化するのも飽きないポイントです。春は、モンシロチョウやテントウムシ、ダンゴムシが代表的です。小さな子どもにも観察しやすく、春は昆虫観察のデビューに最適です。

夏は、キャンプなどで夜の観察がおすすめ。白いシーツにブラックライトなどの明かりを当てる「ライトトラップ」を作れば、カブトムシやクワガタムシなどの昆虫たちが姿をあらわしてくれます。
秋にはトンボやスズムシ、冬にはカマキリが産みつけた卵なども見られ、昆虫観察を通して季節を感じられるのも楽しみ方のひとつです。
採集禁止の昆虫やエリアを前もって調べるなどルールをしっかりと守って楽しめば、虫たちは私たちに多くのことを教えてくれます。子どもも大人も夢中になれる“虫活”をぜひ体験してみてください。

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