マタギとともに山で動植物を知り、巻狩を疑似体験する【三陸・大槌のジビエプロジェクト vol.04】

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巻狩体験のあとはGBQでジビエに舌鼓

しばらく進むとスタッフがいち早く動物の足跡を発見。子供たちに声をかけ「これは何の動物かな?」と問いかけます。雪面に残るウサギやシカが歩いた形跡が点々とのび、子供たちの目が輝きます。しかしそれもつかの間、子供たちは夢中になって雪遊びを始めました。

林の中を探検すると、シカが樹皮を食べた跡や、土手を崩し生き物が獣道を作った痕跡、高い木の上にある鳥の巣など生き物のいろいろな息遣いを見ることができます。

探索のあと山を下り、今度は巻狩(まきがり)体験です。巻狩とは、ひとりで山に入り、動物の足跡をたどって猟を行う「忍び猟」と違い、10~20人の大勢で山に入り動物を追い出す人と撃つ人に分かれて行う猟の方法のこと。銃の持ち方や扱い方の注意事項を聞いたあと、追い出し役のリーダーの「撃て!」の合図で、スタッフが作ったシカの的に向かってエアガンを撃ち、マタギの世界観を疑似体験。

たっぷりと雪山を堪能した後は公民館へと戻り、待ちに待った「大槌ジビエ」のランチです。鹿肉をたっぷりのオリーブオイルでこんがりと焼き、塩コショウでシンプルに味付け。参加者は旨味たっぷりのジビエで、エネルギーをたっぷりとチャージしました。

このプログラムは、新山高原に雪が残る春先に実施。詳細は大槌ジビエツーリズムHPまで。

                                

【データ】

■運営:大槌ジビエツーリズム

■URL:https://otsuchinoasobi.com/program#gibier

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