ソトラバ

「ズボンで枕」「カイロ一時停止」警視庁公式Xに学ぶキャンプで使える防災ライフハック

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


近年、防災意識の高まりとともに注目を集めているのが警視庁警備部災害対策課の公式X。災害時に役立つライフハックは、実はキャンプなどのアウトドアシーンでも活用できるものばかりです。少しでも荷物を減らしたいときや、うっかり忘れ物をしてしまった際に役立つ目からウロコのアイデアの数々。今回は、次のキャンプや旅行で今すぐ試したくなる便利すぎる裏技をご紹介します。

かさばる荷物を減らす予備の衣類で作る睡眠用アイテム

キャンプの荷造りで意外と場所を取るのが枕。家族全員分を用意するとなれば、かなりの大荷物になってしまいますよね。そんなときに役立つのが、履き替え用のズボンで作る枕クッションです。

警視庁警備部災害対策課の公式Xで紹介されている、ズボンを活用した枕クッションの作り方

作り方は簡単。まずはズボンの片方を折り、もう片方のズボンを裾からベルトの位置まで巻きます。折ったズボンの裾を裏返して折り込んでいき、巻いたズボンを全て中に入れたら枕クッションの完成。ズボンの中に靴下や下着などを入れることで、クッション性を高めることも可能です。荷物を極限まで減らしたいキャンプのときに重宝する裏技ではないでしょうか。

スプーンと文房具を組み合わせて作る便利な調理器具

調理や取り分けに欠かせないトングですが、うっかり入れ忘れたり、予備が足りなくなったりすることも。そんなピンチを救ってくれるのが、プラスチック製のスプーンとダブルクリップを組み合わせた簡易トングです。「スプーンはまだしも、ダブルクリップなんてアウトドアの現場で持っているはずないでしょ」とお思いの方は、災害時に向けた訓練としてぜひ持参して挑戦してみてください。もちろんご自宅でのお試しもOKです。

作り方は、プラスチックスプーンの持ち手の先端を、ダブルクリップのつまみ部分に差し込みます。左右のつまみ部分にそれぞれスプーンを差し込んだら、輪ゴムで縛って補強してください。すると、あっという間にトングの代用品が完成。プラスチックフォーク2本で同じように作れば、パスタなどの麺類もしっかり掴むことが可能です。ただし、プラスチック製のため火を使う調理には不向き。サラダや出来上がった料理の取り分け用として活用しましょう。

ダブルクリップと輪ゴム、プラスチック製スプーンで作ったトング

凍らせた飲料による保冷効果と発熱用品の消費を抑える術

食材の鮮度を保つために欠かせない保冷剤ですが、使い終わった後はただの重荷になってしまうのが難点。そこでおすすめなのが、市販の袋入りゼリー飲料を凍らせて保冷剤代わりにする方法です。

凍らせたゼリーを保冷バッグに入れておけば、食材の保冷はもちろん、解凍後はデザートとして美味しく食べられるこのアイデア。食べた後の容器は平らにして捨てたり持ち帰ったりできるため、帰りの荷物から保冷剤の重さや体積を減らせるのが最大のメリットです。フェスや屋外イベントなどでは、凍らせたスポーツドリンクのペットボトルでも代用できます。保冷しつつ溶けたら水分補給もできるため、熱中症対策と一石二鳥ですね。

ゼリー飲料を凍らせて保冷剤替わりに

また、寒い時期のキャンプで重宝する使い捨てカイロについても公式Xの活用術が話題に。使いかけのカイロを密封ポリ袋に入れることで、発熱を一時中断できるという驚くべき裏技です。袋の空気をしっかりと抜いて密閉することで酸化を防ぎ、再び取り出せば発熱が再開します。移動中だけ使って、テント内でストーブに当たる間は一旦休ませるといった使い方が可能に。無駄な消費を抑えられる、エコで賢い活用術ですね。

普段何気なく目にしている防災ライフハックも、視点を変えればキャンプをより快適にしてくれる心強い味方になります。身近にあるモノを工夫して使いこなす術を身につけておけば、いざという時の備えにもつながるはず。次のアウトドアで、ぜひこれらの裏技を試してみてはいかがでしょうか。