“マリンスポーツ”とひと口に言っても、その種類はさまざま。サーフィン、シュノーケリング、サップなどがある中で今回注目するのが、空中散歩が楽しめると話題の「パラセーリング」です。いったいどのようなアクティビティで、どこで体験できるのでしょうか。
ボートに引かれて空を飛ぶ仕組みとパラグライダーとの違い
パラセーリングとは、水上バイクやモーターボートにつながれた専用のパラシュートで空を飛ぶマリンアクティビティ。ショップによっては、離着陸用のデッキを備えたパラセーリング専用のボートを用意しているところもあります。浮遊感を楽しみつつ、見晴らしの良い空中から海辺の景色を堪能できるのが魅力です。

名前が似ている「パラグライダー」と混同されやすいですが、パラセーリングとパラグライダーでは使用するパラシュートの形が異なるのが特徴。パラグライダーでは滑空能力のある四角型のパラシュートを用いるのに対し、パラセーリングにおいては降下の安定性を重視した円型パラシュートが使われます。
またパラセーリングでは、飛行中や離着陸時のパラシュートのコントロールをプロに任せられるのも嬉しいポイント。身につける主な装備はハーネスとライフジャケットで、特殊な道具を事前に準備しておく必要もありません。マリンスポーツに慣れていない初心者でも、ブランコに座るような感覚で気軽に楽しめます。
宜野湾とうるまで楽しむ音楽付きコースとシーサー柄パラシュート
パラセーリングを体験できるスポットが多いエリアのひとつが、沖縄。現地では夏だけでなく、冬場や年末年始も営業するショップがあり、1年を通して体験できます。

例えば沖縄県宜野湾市でマリンアクティビティを提供する「スカイウォーカー」では、空中で音楽を聴きながらパラセーリングを楽しめる「サウンドパラセーリング」コースを実施中。ロープの長さ(60m・120m・200m)によって選べる3つのコースがあり、料金は6500円から(税込)、所要時間は1.5時間です。参加できるのは4歳から69歳までで、開催期間は2月〜11月となっています。
また沖縄県うるま市の「ブルーラグーンオキナワ」が企画する「シーサーパラセーリング」では、シーサーのイラストが大胆に描かれた沖縄感あふれるデザインのパラシュートを使用できます。ロープの長さ100m(高さ約30〜40m)が基本で、料金は5000円から。追加料金でロープを150m・200mに延ばし、さらに高い空からの景色を楽しむこともできます。なお、ブルーラグーンオキナワは冬場や年末年始も営業しています。
父島パラセールで空から眺める世界自然遺産の島々
もちろん、パラセーリングを体験できるのは沖縄だけではありません。東京都小笠原村の企業「ボニンエアー」で代表を務める平野悠介さんは、2022年11月からパラセーリング事業「父島パラセール」を展開。世界自然遺産にも選ばれた小笠原諸島の美しい景観を空中から眺められる、小笠原で唯一のアクティビティとして注目されています。
ツアーは1日4回出港し、料金は1万1000円から(税込)。所要時間は最大1時間半で、そのうちフライトはおよそ10分です。6歳から参加できます。なお、料金や開催期間は2026年10月末時点の各公式サイトの掲載情報です。

空の上での臨場感と雄大な自然風景を、両方手軽に楽しめるパラセーリング。ボートから直接飛び立つショップなら海に入らずに楽しめるため、泳ぎに自信がない人や子ども連れの旅行にも取り入れやすいアクティビティです。まだ体験したことのない人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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